インドネシアのグラミー賞、AMIアワードのノミネート作品が発表されました!
インドネシアのグラミー賞といっても、本家のグラミー賞の注目度には遠く及ばず、インドネシア人たちでもあまり注目していない気がする。そもそも、インドネシア人はインドネシアポップスをあまり聞かない人も多い。。欧米の曲やKpopがかっこいいからね。悲しい。。
そんな中でもインドネシアポップス の1年を振り返る良い機会としてAMIアワードを推していきたい。
AMIアワードとは、2021年で24回目となる音楽賞。ポップ、ジャズ、ロック等50以上のカテゴリ毎に、その年の優れた作品が選ばれます。中には、クロンチョンやダンドュットなど、インドネシアらしいカテゴリも。
毎年10月頃に各カテゴリーのノミネート作品が発表され、11月頃に受賞作品が発表されます。そして本日(10/18)、2021年AMIアワードのノミネート作品が発表されました。
ノミネート作品の詳細は、公式サイトまたはインスタで確認できます。
AMIノミネート作品で振り返る2021年ハマった曲
インドネシアポップスをまあまあ聴いている私も、半分ぐらいの曲は知らないです。(Lagu Anak=子供の歌カテゴリーなんかは知る機会がないし。。)
知っている曲の中から、「あーこの曲はよく聞いたなー」「いっぱい聞いてるから結構前の曲かと思ったよー」という感じのお気に入りの曲を3曲紹介します。
まず1曲目は、”C.H.R.I.S.Y.E”。
この曲は日本でも流行るポテンシャル大有りの曲だと思っていますし、多分もう流行ってますよね?
AMIでは、コラボ作品賞(KARYA PRODUKSI KOLABORASI TERBAIK)、プロデューサー賞(PRODUSER REKAMAN TERBAIK)、スタイリスト賞(PENATA MUSIK POP TERBAIK)の3カテゴリーにノミネートされています。コラボ作品カテゴリーのノミネートは強豪揃いですが、“C.H.R.I.S.Y.E”の受賞を期待!
この曲について、結構気合の入った記事を書きました。
2021年ハマっていた2曲目。Kaleb Jの” It’s Only Me”。一時期、Spotifyのグローバルバイラルチャート1位に居座っていた曲。
この曲にハマったのももちろんですが、Kaleb Jの毎週金曜夜のインスタライブに癒されました。ファンからリクエストされたR&B楽曲を即興でアレンジして歌ってくれるのが嬉しいし、何より本人がすごく楽しそうなので、ついつい見入ってしまいます。
新人賞(PENDATANG BARU TERBAIK TERBAIK)、ソウル・R&Bソロ歌手賞(ARTIS SOLO PRIA/WANITA SOUL/R&B TERBAIK)、サウンドプロダクション賞(TIM PRODUKSI SUARA TERBAIK)の3カテゴリーにノミネートされています。
ハマった3曲目はArdhito Pramono, Aurelieの”I Just Couldn’t Save You Tonight”。
最優秀作品賞(KARYA PRODUKSI TERBAIK TERBAIK)、ミュージックビデオ賞(VIDEO MUSIK TERBAIK)、サウンドトラック賞(KARYA PRODUKSI ORIGINAL SOUNDTRACK TERBAIK)にノミネートされています。
「心が浄化される癒しのインドネシアポップス 10選」でも紹介していました。
複数の賞にノミネートされている注目曲
たくさんの賞にノミネートされてればいいってもんでもないですが、注目度の指標として。
パッと見、一番多くの賞にノミネートされているのがRaisa,Andi Riantoの”Bahasa Kalbu”。
6つの賞にノミネートされています。コラボ曲かつカバー曲なので、コラボ賞、リアレジメント賞へのノミネートが稼げる(?)仕組み。
あとは、Ade Govinda, Fadlyの”Tanpa Batas Waktu”や、Annethの”Mungkin Hari Ini Esok Atau Nanti”が4つの賞にノミネートされています。確かに、日本にいる私の耳にも結構届いてたので、流行ってたんだろうな。
あとは歌手名でいうと、PamungkasやRendy Pandugoも、様々な賞で名前を見かけます!いいですね!
受賞者の発表まで、ノミネート作品をたくさん聴いてみたいと思います。
皆さんも是非、たくさん聴いて受賞作品予想を楽しんでみてください。
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