世の中はピエンだし、まじ卍だし、ギャルしか勝たん😚
若者言葉って、”意味”が必要で生まれる言葉ではなくて、その言葉を共有することによる一体感⤴︎⤴︎が楽しくて、創り出される言葉のエンタメ。
それは言語が変わっても同じ。
インドネシア人にとって”外国人”である我々が、bahasa gaulを使ったら「おっ!こいつやるじゃん!」という親近感が生まれること間違いなし。
今回は、流行りのbahasa gaulを6タイプに類型化して紹介!日々新しい言葉が生まれ続けるbahasa gaulにキャッチアップして、インドネシア人との距離をグッと近づけよう!
2単語 合体型(あけおめ型)
インドネシアのbahasa gaulで一番よくみられるのがこの形!
「あけおめ」、のように二つの言葉を省略して合体した形です。日本の若者言葉、「フロリダ(風呂(フロ)に入るからメッセージのやりとりから離脱(リダつ)する)」もこの進化系かも。インドネシア語では、akronim(アクロニム=頭字語)と呼ばれます。
語順入れ替え型(ザギンでシースー型)
単語の語順を入れ替えたもの。「ザギンでシースー」に代表される業界用語のような形です。
頭文字型(JK型)
文章中の各単語の頭文字をとったもの。JK(女子高生)みないな感じです。
インドネシア語では、このような略語はsingkatan(シンカタン)と呼ばれます。
単語の中にOK型
単語の最初の音節に、okを埋め込む形。インドネシアで80年代頃から使われた、古いタイプの若者言葉(bahasa prokem)らしい。
単語省略+s型
一つの単語を省略して、語尾にsを付ける形。日本語で強いて例えるとすると、ググる(グーグル+る)、タピる(タピオカ+る)とか、エモい(エモーショナル+い)の型に似ているかも!?
ダジャレ型
語呂が似ている単語を、使用するケース。こちらも、強いて日本語で例えるなら、語呂が似ているマジと卍を同じ意味で使う現象と似ているかもしれません。
おわりに
以上、インドネシアの若者言葉を6タイプに類型化して紹介しました。
インドネシアのbahasa gaulを分類してみて、日本語のぴえん、やら、ワンチャン、やら、あざまる水産、やら、突拍子もない若者言葉に比べたら、インドネシアのbahasa gaulは簡単に思えてきました。
きっと数年後にこの記事読んだら、「こんな単語もう死語だよ、懐かし~」って単語と、「え、これ元々若者言葉だったの?KBBI(インドネシア語辞書)にずっと前から載ってるけど」って単語に分かれてそうですね。
bahasa gaulの運命やいかに。
最後までお読みいただきありがとうございました。他にもくだらないけど、いつか為になるかもしれない、インドネシア語関連記事をかいています。是非お読みいただけると嬉しいです!!
コメント
解説が上手くてめっちゃ面白かったです!
コメントありがとうございます。Bahasa Gaulを少しでも覚えやすく、と思って書いたので、そう言っていただけて大変嬉しいです!
Semangka : Semangat Kakak
Terima kasih!