いろんな国や地域の食を、飛行機に乗らなくても食べられる幸せ。
中国 雲南料理 汽锅鸡(チーグオジー)を食べました。
雲南省は中国南部、ベトナムやミャンマー、ラオスに隣接し、複数の少数民族が居住することでも知られています。
日本から雲南省 昆明空港への直行便はないため、広州や上海を経由して、航空券は往復20万円以上かかってしまう。
おそらく中国に住んだりする機会がなければ一生行くことのないであろう雲南。その料理が、都内で味わえるのは、本当にありがたいことだ。グローバル化が進んだことにより、かえってローカルにグローバルを味わえるようになった。ありがたや。
今回行ったのは、こちらのお店!
日興苑 食彩雲南
https://www.google.co.jp/amp/s/www.hotpepper.jp/strJ001009063/amp/
さて本題の料理。
大切なのでもう一度写真を貼ります。
今回いただいたのは、汽锅鸡(チーグオジー)という鶏肉鍋料理。汽锅という真ん中に穴が開いた鍋に鶏肉や薬膳を入れて、蒸気で4~5時間蒸すらしい。
店員さんが持ってきてくれた時は、手前の穴が空いた鍋に鶏肉が入っていた。初めて食べると言うと、丁寧に鶏肉を取り出し、奥のもやしが入った器に、全て鶏肉を移してくれた。これにポン酢風のタレをかけて食べるらしい。
まずは鍋のスープを一口。美味しすぎる。どんなに食欲がない時でもグイグイ飲める味。4~5時間分の鶏がらが凝縮されたスープに、クコの実や生姜、ナツメなど、たくさんの薬膳が入っている。味付けは塩だけらしい。
お次に、鶏肉ともやしをポン酢風タレでいただく。鶏肉は優しくて柔らかい。と思いきや、たまに青唐辛子や山椒にぶつかり、不意を突かれます。
ドリンクは、中国でお馴染みの漢方茶、王老吉を注文。
店内は常連っぽいサラリーマンが多い。
実はこの日、圧倒的低気圧による頭痛に悶え苦しみ、バファリン飲んでも2時間寝ても治らなかった。
そんな中、よく外食しようと思い立ったものだが、その時の私の喉に通るのは、この道の薬膳料理しかない、と思ってGotoイートキャンペーンを利用して予約した。
食欲がなかった私だが、鶏がらスープを全て飲み干し、鶏肉やもやしも全て食べ干した。驚くべき漢方の即効性で、お会計の頃には頭痛がだいぶ和らいでいた。(効用は人により個人差があります)
胃袋も満足、頭痛も撃退して、お会計1738円。いつか、雲南省にも行けたらいいけど、何十万も航空券にお金を費やさなくても、身近に旅行気分を味わえる幸せ。
ごちそうさまでした。
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