2023年6月末から7月にかけて行われた藤井風さんのアジアツアー。韓国、タイ、インドネシア、マレーシア、上海、台湾、香港の7都市で公演を行いました。その中で話題になったのが、藤井風さんによる各地のアーティストの曲のカバー。現地の言葉で忠実に歌いながらも、藤井風さんならではのピアノアレンジがとても素敵でした!
この記事では、各都市でカバーされた曲をご紹介します!
韓国-Ditto(New Jeans)
2022年にデビューした韓国のKpopアイドルNew Jeansの儚くてどこか懐かしい楽曲。以前、インスタライブでもDittoを聞きながら歌っていた動画があったので藤井風さんのお気に入りの曲のよう💕
タイ-โต๊ะริม Melt(NONT TANONT)
タイで歌手、俳優として活躍するNONT TANONTさんのโต๊ะริมという曲。NONT TANONTさんは1996年生まれと藤井風さんとも年齢が近く、タイの藤井風的な存在なのかもしれません。ライブ映像を見ると、女性ファンが多そう。
インドネシア-Every Summertime(NIKI)
インドネシア出身で、88risingというレーベルに所属しアメリカで活躍するNIKI。Every Sumertimeはマーベルの映画作品「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のサウンドトラックの収録曲にもなった曲です。
NIKIについて詳しくはこちらの記事にまとめています!
マレーシア-Flowers(Miley Cyrus)
「マレーシアは多文化国家なので、曲を選ぶのが難しかったけど、マレーシアの人に最近一番流行っている曲は何?と聞いてこの曲を選んだ」という藤井風さん。確かに、マレー系マレーシア人はマレー語の曲を聴き、中華系マレーシア人は中国語の曲を聴く感じなので、マレーシア全体で流行るマレーシア出身歌手の曲ってあまりないのかもしれませんね。どの人種の方にも人気の曲を選ぶ配慮が感じられて素敵な選曲だと思いました。
上海
上海では、カーペンターズの”Close To You”のカバーを披露。”I had to choose from my released libraries”(リリースした曲から選ばなければいけなかった)とのことなので、権利関係などで現地の曲のカバーができなかったなどという事情があるかもしれません。いずれにせよ、素敵なカバーです。
台湾-如果可以(韋禮安)
タイトルの「如果可以」とは「もしできることなら」という意味。2021年の映画「月老」(また会う日まで)の主題歌だそうです。発音が難しいと言われる中国語ですが、藤井風さんの発音はかなり中国語に近かったと思います!
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