インドネシアの国民的グループ RAN

歌手紹介
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インドネシアの国民的音楽グループといえばRAN!日本の国民的グループ嵐のような親しみやすさと、誰もが口ずさめるヒット曲で高い人気を誇ります。

明るい音楽が好きな方は絶対ハマるはず。あと、プロデューサーLaleilmaninoの曲を聴いてピンと来た人も。

紹介の中でナマサヤが映り込んでる動画もありますので見つけてみてください笑

RAN 基本情報

RANとは

2006年に結成された3人組ポップグループ。ジャズ、R&B、ヒップホップの要素を取り入れた、聴きやすい、歌いやすい楽曲が特徴。

2021年現在までで、5つのアルバム作品をリリース。
(”RAN For Your Life”、”Friday”、”HOP3”、”Hari Baru”、”RAN”)また、Yura Yunita、Tulus、Hindiaなど、数々のトップアーティストとコラボも。
比較的若い層から10年以上もの間支持され続けている、ポップグループ。

メンバー

RANというグループ名は、Rayi、Asta、Ninoという3人のメンバーの頭文字から。

Rayi:ボーカル兼ラッパー。RANとしてだけではなく、Isyanaの”Kau Adalah”やMarionの”Jangan”など他のアーティストの曲にラップで参加することも。

Asta:ギタリスト。イギリス生まれ。

Nino:ボーカル。プロデューサーLaleilmaninoとして、様々な歌手のプロデュースにも携わる。

代表曲”Dekat di Hati”と「心はすぐそばに」

Dekat di Hati

RANの代表作といえば、”Dekat di Hati”。

サビの最後、”jauh di mata namun dekat di hati”は、直訳すると「目では遠いけど、心は近い」という意味。遠距離恋愛中の彼女への思いが詰まった曲。

2013年リリースの4作目のアルバム、”Hari Baru”に収録されてます。

心はすぐそばに

“Dekat di Hati”といえば日本語版「心はすぐそばに」も必聴。パステルカラーの可愛いMVには、東京タワーや鯉のぼりなど、日本の風景が描かれています。

日本語訳を担当したのは、インドネシアで活躍する日本人アーティスト加藤ひろあきさん!数々のインドネシアポップスを日本語に訳し、再ヒットさせる天才。

2018年来日ライブ

2018年8月1日、高円寺のライブカフェSubstoreで行われたライブ。「心はすぐそばに」を会場にいたインドネシア人、日本人みんなで大合唱しました。

図々しくも私、最前列に躍り出て、RANを至近距離で拝みました。贅沢な時間❤️めちゃくちゃ顔固いですが笑

この日、ライブスタートが20時からだったのですが、張り切った私は18時30分ごろに会場のある高円寺に到着。会場もまだ空いてないしどうしようかとぶらぶら散策していたら、リハーサルを終えて食事へと向かうボーカルRayi とギタリストAsta に遭遇!道端で声をかけたら、丁寧に握手をしてくれました。

そのあと会場で再会すると、夕飯は天丼を食べたと気さくに話してくれました。RANの3人は、大物アーティストであるにも関わらず、全く気取ったところがなくフレンドリー!!写真やサインも快く受け入れてくれて、そういった優しさも支持されるゆえんだな〜と感じました☺️

オススメ曲

Pandangan Pertama

RANがデビューするきっかけとなった曲、”Pandangan Pertama”。一目惚れをテーマにした、ドキドキ・ワクワクが詰まった一曲。

インドネシアでは、ホンダのCMソングに起用されていたようです。

一作目のアルバム、”For Your Life”の収録曲。ちなみに、同アルバムの中では、”Selamat Pagi”と”Nothing Lasts Forever”も好き。

Sepada

疾走感が気持ちいい、”Sepeda”。
Sepedaというのは、インドネシア語で「自転車」という意味。

”asyiknya bila bersepeda berkeliling kota jakarta”(楽しいサイクリング、ジャカルタの街を駆け巡る)という歌詞のとおり、RANのメンバーがサイクリングしているMV、楽しそう!!

2011年リリースの3作目のアルバム”HOP3″の収録曲です。このアルバムの中の、”Kulakukan Semua Untukmu”という曲もオススメ!90年代のヒット曲を、RANらしくポップにアレンジしたカバー曲です。

Saling Merindu

“Saling Merindu”は、2019年リリースの比較的新しい曲。お互い愛し合ってるのに、別れるという選択でいいのか、問い直す曲。

インドネシアの失恋や別れの曲って、絶望的な歌詞とメロディの曲が多いと思うんですけど、RANはどんな状況でも前向きなメロディが多くて良いです。

MVは、ちょっと謎多き演出ですね。

これまで3人が共作で曲を作るというスタイルをとっていたRANですが、2019年新たな試みとしてRANの3人がそれぞれ一人一曲担当するというプロジェクトを実施。そのプロジェクトの中で、Rayiが”Ain’t Gonna Give Up”、Astaがここで紹介した”Saling Merindu”、Ninoが”Si Lemah”を制作しました。それぞれの個性が顕著に出てて、面白いので是非3作聴いてみてください。

最後に

悲しいことに2021年6月現在、SpotifyやApple Musicに、RANの初期のアルバムがない!!なぜ!!!???

2016年のアルバムRAN以降の最近の曲は載ってるので、限られた音源を舐めるように聞き回すしかない。

それでもやっぱり初期の頃の曲が聴きたい!という方におすすめなのが、こちらのライブ音源。

コロナ禍で中々ライブに行けないご時世なので、ライブの盛り上がりを聴くだけでも沸き立ちます🔥

今回はRANについてご紹介しました!お読みいただきありがとうございました。

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