日中カラオケコンクールの予選に出た話

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日中通信社が主催する、「日中カラオケコンクール」という大会をご存知でしょうか。外務省や中国大使館後援の大会で、2021年で24回目となります。日本人は中国語の歌を、中国人は日本語の歌を歌う、というルールで行われます。

今回、私はこの「日中カラオケコンクール」の予選に初出場し、あっさり敗退しました。。でもとても素敵な大会だな〜と思ったので、また来年以降も出場したいと思っています。私の備忘として、そしてこれから出場を考えている皆さんの参考に、予選の様子を記録したいと思います。

すごくざっくりした記録なのと、毎年この流れかは分からない点、ご了承ください。

申し込み

日通通信社のホームページから申し込みを行います。日本人用の申し込みページに進み、個人情報と、歌う曲の曲名と歌手名を入力。大会参加費として、3000円振り込みが必要でした。(年によって値段は変わるみたいです)

大会参加に当たって、選曲が重要だと思いますが、私はこの申し込み時点で、「キー(=音程)が変えられる」ということを知りませんでした。なので、自分の音程に合う、原曲キーで歌える曲を探して、割と選択肢が狭まってしまいました。。もしキーが変えられることを知っていたら、李浩荣の「年少有为」を高めのキーにして歌いたかったなぁ…。

予選日前

予選日の前に、大会運営の方から、予選日当日の受付時間や当日の流れについて連絡がきます。ドキドキ。

予選日当日(待ち時間)

予選日当日。予選会場のカラオケ店の前には、10名ほどの参加者がいました。集合時間がいくつかに区切られているので、実際の参加者はもっと多いでしょう。(噂によると70名ぐらい?)皆さん、何度も大会に参加し、お互い顔見知りのようで、和気藹々と会話をしていました。

自分の出番が近づいてくると、カラオケ店の中の椅子で待機。前の人の歌声が聴こえてきて、クオリティの高さに驚きます。

カラオケ店の店員さんのお話によると、例年は待ち時間にカラオケ店の他の部屋で歌の練習が出来たとのこと。今年はコロナ対策もあり、練習用に部屋は使えないということでした。

予選日当日(歌の審査)

私の番になりました。審査員のいる部屋の扉が開き、名前が呼ばれます。

審査員は2名。大きなカラオケのスクリーンの前に立ち、歌います。歌っている姿はカメラで撮影されています。歌っている途中、横にいる審査員の反応が気になりますが、まっすぐスクリーンの方を見て歌うようにしました。曲の途中でも3分ぐらいで止められます。

その後、審査員からのアドバイスがあります。もっと表情豊かに、ということと、間奏中でも気を抜かずに、と言われました。

私が歌ったのは、于文文の「体面」。

事前にカラオケや、全民K歌というアプリで、200回ぐらい練習した気がします。予選では声が震えてしまい、感触としてはまずまずでした。。

予選当日(歌の審査後)

歌の審査後、別の部屋でコメント撮影があります。カメラの前で、3つほどの質問に日本語で答えます。この大会になぜ参加しますか、とか、中国の歌の良さは何だと思いますか、とか聞かれました。

予選結果発表

予選結果発表は、2週間後ぐらいにメールで来ました。合格者のみ、HPにも名前が掲載されます。

日本人の合格者は、17人いたみたいなので、倍率4倍ぐらいでしょうか。合格者は、大会常連の方も多いみたいです。今回の参加を通して実力不足を痛感したので、いつか決勝に出れるよう、頑張りたいと思います!!今後大会に出場する皆さんも、頑張りましょう!

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